90代半ばの祖母は、2年前の2023年1月下旬に脳梗塞を起こした。
定期検診の2日前あたりから、やたらと頭が痛いと言って頭痛薬を飲んでごまかしていたらしい。
そして家を出る少し前に、脳梗塞が起きたという。
おかげで即入院、早急に処置していただ、本当にありがたいことに、肉体は元気回復している。
ただ、脳梗塞が言語中枢の部位で起きたようで、祖母が言いたい言葉に反して、口から出てくる言葉は意味不明な単語になった。
すでに緩やかに認知症が進行していた祖母だが、どうやらこちらの言う言葉の内容は、かなり理解しているみたいなのだけれど、、、
もともと耳がかなり遠くなっていて聞き取れないのも相まって、祖母も私たちも、お互いコミュニケーションしようとすると、なかなかストレスいっぱい。
ま、祖母の場合は、聞こえないというより、そもそもが聞きたくないから聞くのを完全拒否していると、私は思っているのだけれど。
当時はまだまだコロナ禍で、病院は面会禁止。
急な事態に、果たして祖母の理解力はどの程度なのか?どの程度の介護が必要になるのか?
デイリーサービスを頑なに頑なに断固拒否し続けて、家事のほとんどをこなしていた(手放そうとしなかった)祖母は、きっと家に帰ってきたらすぐにでも料理を作り出すに違いない。
お線香の火を点けるのだって心配だし、火のストーブも使っている。
四六時中、祖母に張り付いているのは不可能なわけで。。。
そうやって親族がワラワラしていると、近所のグループホームに空きが出たとのこと。
でも、デイリーサービスを断固拒絶していた祖母にとっては、グループホームに入るなんてもってのほかだろう。
でも、でも、でも。次にホームへ入居できるのは、いつになるか分からない。
逆に、連れて帰って来ることは、いつでもできる。
ということで、皆んなの生活と祖母の安全のために、祖母をグループホームにお願いすることになった。
続く